ピアノでカッコよくコードを弾くにはどんな練習が必要?
コードの押さえ方、ボイシング、バッキングやリズムのこと、コード進行のこと、どんなパターンで弾くか、自分に合った練習方法を見つけましょう
ピアノをコードで弾くメリット
コードは音楽の共通言語
ドレミファ・という音名と同じく、音楽をやる上でコードは共通言語、ギターコードもピアノのコードも同じです。
つまり誰かと一緒に音楽を楽しむにはコードは必須なのです!
クラシックの人がコードを覚える最大のメリット
クラシック方がコードを覚える最大のメリットは分析です!
コードを知ればバッハさんやベートーヴェンさんの考えていたことがわかるようになるかも!?
コードはクラシックでは必要ないと思っている方がいるかもしれませんが、クラシックだってコードを覚えると世界が広がるのです!
コードの本は辞書として使おう!
コードでピアノを弾くための練習をするためにコード本を買ったもののどう使えばわからないという方も多いようです。
私も多くのコードに関係する本を持っていますが、コード本の多くは辞書的に使うものが多いです。
練習のためには、コード進行のパターンが書いてある本を1冊購入することをおススメします。
→よくあるコード進行のパターンはこちら
コード進行のパターンの書かれた本はピアノ向けである必要はありません。ギター向けにたくさん出ていますので、そちらを参考にしても良いでしょう。
ピアノコードとギターコードといった言葉がありますが、実はコードはピアノもギターも同じなのです。
でも、ピアノでコードを弾くのとギターでコードを弾くのでは同じように押さえているわけではありません。
ピアノはギターと違って同じ高さの音は一つしかありませんし、ピアノは両手の指10本を使ってコードを弾く楽器です。
ピアノのコードの弾き方を覚えましょう!
練習① ピアノコードの押さえ方~まずはルートから
ピアノソロの場合、右手でメロディー左手でコード伴奏という形が多いのですが、ピアノ初心者ならまずは左手の押さえ方はルートのみから始めましょう。
弾き語りやピアノ伴奏の場合、基本は両手でコードを弾きますがその場合も左手はルートを弾きます。
まずは、好きな曲のコードが書かれている楽譜を見ながら、
A・B・C・D・E・F・Gを弾く練習をしましょう。
実際の練習方法はこちらをご覧ください↓
→コードを見て左手でルートを弾く(香水/瑛人)
→コードのルートとは?
→ピアノコードの押さえ方・ルート
練習② ピアノコードの押さえ方~基本形・転回形
3和音ならとりあえず、基本形と転回形2種類、合計3種類の形を覚えよう!
コードを弾くと言ってもいつも同じ形で弾けるわけではありません。コード進行によってポジションを変えなければなりません。同じコードでも押さえ方は何通りもあるのです。
コードでピアノを弾くためにはルートとメロディーを弾く練習に加え、片手でコードを弾く練習をして行きます。
私は、まずは好きな曲のコード進行を「右手和音+左手でルート」という練習をおススメしています。
→ピアノコードの押さえ方 基本形・転回形について
練習③ ピアノコードの押さえ方~チェンジの方法
実際にコードを弾くにはチェンジを覚えることが大切!
1つずつのコードを覚えたとしても、チェンジの方法を知らなければ、曲を弾けるようになりません。
コードのチェンジの方法を覚えることは、コードでピアノを弾けるようになるには必須なのです!
→ピアノコードの押さえ方 基本形と転回形
JUN音楽教室では、弾きたい曲のコードのチェンジ方法だけ覚えるためのレッスンも実施しています。
「大人のオンラインピアノレッスン」の全てのコースで対応可能です。
「大人のオンラインピアノレッスン」の料金・コース詳細はこちら
バッキングはリズムスタイルを知ろう!
伴奏パターン・バッキング
カッコ良いバッキングを弾くには、ドラムやパーカッションをしっかり聴きましょう!
ピアノのバッキングの役割は、リズムとハーモニーです。
特にどんなリズムにするかということが重要です。
8ビートなら8ビートの、16ビートなら16ビートのバッキングのパターンがありますが、8ビートでもボサノバとロックでは違ったバッキングになるのです。
カッコよく弾くにはリズムだけではなく、ニュアンスも重要になります。
ただ、そのニュアンスも本人のセンスや才能次第というものではなく、練習でできるようになります!
→実際のパターン、バッキングの例について詳しくはこちら
キーボードレスバンドのバッキング
バンドをやっていると、キーボードがいないバンドのカバーをしないといけない場合があります。
ギターがやっていることをそのままピアノでやれば良いわけではありません。
ギターと同じニュアンスをキーボードで表現しなければならないのです。
ギターレスのバンドでのピアノの役割り
ギターレスのバンドの場合、ピアノのコードバッキングが必須になりますが、もともとギターがいないバンドのカバーをするのか、ギターの役割りをキーボードが担うのかによってもやることは変わってきます。
バンドの中でキーボードが何をすれば良いのかということを知っておくことが大切です。
バンドでピアノを弾く、バンドでキーボードを弾くためには、アンサンブルの練習も必要ですし、コードををどう押さえるか、どういうボイシングで、どういうリズムで弾くかが重要になります。
コード理論やアレンジを学ぶ必要があるのです。
理論を学ぶと演奏の助けになります。感性だけでの演奏は天才に任せ、理論を知って効果的に音楽を楽しむ方法を学びましょう。JUN音楽教室では理論のための理論ではなく、良い音楽から、あるいは好きな音楽から自然に理論を学んでいきます。
お悩みが少ない方は体験レッスン(2000円)のみで解決するかも?!
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コードとリズムのお役立ち情報のメルマガ「趣味だけど本気でピアノ」というメルマガを発行しています。
コードの覚え方 ピアノでは?
コードを覚える時は響きを感じて!
コードを覚える時に大切なのは、耳から覚えるという事です。
音楽なのですから!!
そして響きを聴いて、感じてください。
そしてその名前や楽譜ではどうなっているのか、ピアノでの押さえ方は?といったことを覚えて行くのです。
コードの作り方
コードは、ピアノに限らずルート(根音)の上に3度ずつ音を積み重ねて作ります。
★実は本来コードというのは4和音からで、3和音はトライアドと呼ばれていますが、このサイトでコードという時は、3和音についても含まれています。
→ピアノコードの作り方詳しくはこちら
→コードの種類はこちら
ピアノコードの覚え方 ルートを覚えましょう!
まずはABCDEFGを覚えましょう!!
ピアノを弾くというと思い出すのはドレミファソラシドですが、これは実はイタリア語です。
コードを知るには、まずはABCDEFGを覚えましょう!ABCDEFGはラシドレミファソのことです!

ピアノではどこを弾くのでしょう?

→ABCDEFGについて詳しくはこちらから
ピアノコードの覚え方 基本形~転回形
ルートの次にはコードの基本形を覚えます。ただこれはざっと覚えれば良いです。
というのも実際には基本形だけでコードを押さえるという事はほとんどないからです。
コード進行、前後のコードなどにより、ピアノコードの押さえ方は変わります!
では実際にどういう風に押さえているのか、使えるコードを覚えることが必要ですね。そんなコードの弾き方が知りたい方、まずは体験レッスンをご受講ください。
★体験レッスンはオンラインで約30分2000円です。
練習方法
好きな曲のコードが書かれている楽譜を見ながらピアノコードを弾いてみましょう。
★丸暗記では他の曲で使えません。ピアノコードは必ず手の形・響き・コードネームをセットで覚えましょう!
ピアノのコードを覚える順番
好きな曲のキーを調べてそのキーのダイアトニックコードから覚えましょう!
→ダイアトニックコードに関してはこちら
好きな曲で使われているコードを知りましょう!
ピアノコードを覚えるには、実際にどういう風に押さえているのか、使えるコードを覚えることが必要ですね。そんなコードの弾き方が知りたい方、まずは体験レッスンをご受講ください。
★体験レッスンはオンラインで約30分2000円です。
丸覚えではないコードの読み方・書き方・覚え方詳しくはこちらをご覧ください。
→コードの読み方・書き方・覚え方
コード進行のパターンを覚えましょう!
コードは1つずつではなく、好きな曲のコード進行をパターンで覚えましょう。
コード進行のパターンを覚えると、応用できるようになります。
そして、コード進行は響き(音を耳から)や手の形からも覚えることが大切です!
→コード進行のパターンを知りたい方はこちら
例えば、「竈門炭治郎のうた」のコード進行はマイナー系カノン進行が多いです。
カノン進行はよく使われるコード進行で、back numberの「HAPPY BIRTHDAY」ではメジャー系のカノン進行が使われています。
鬼滅の刃の曲のコード進行ピアノでは?
以下の曲は詳しい解説をしていますのでご覧ください。
→「竈門炭治郎のうた」
→「紅蓮華」
こちらの曲をご自分なりにアレンジして弾きたいという方、
ぜひ体験レッスンをご受講ください。
コード練習メニュー
- スケール
- 音程(音と音の距離)
- コードの作り方
- コードの押さえ方(ルート)
- コードの押さえ方(基本形・転回形)
- コードの押さえ方(チェンジ)(C→G→C)
- おしゃれなコード
- なコードは4和音から
- クローズドボイシング・オープンボイシング
- コードの書き方・コードの読み方・覚え方
- コードの種類
- ダイアトニックコード
- コード進行
- 調号判定(調性を学ぶ)
- コードパターン・バッキング
- 代理和音
- テンション
- ジャズで使われるコードは何が違う
- コードの押さえ方(ジャズのボイシング)
ベース音とメロディーで曲の練習
上の動画が弾けるようになるピアノの無料オンラインレッスンはこちら↓
紅蓮華のコード付き楽譜を使ってピアノを弾こう!(無料レッスン)
右手でメロディーがなんとか弾けるという初心者レベルでも、コードを覚えれば、簡単に右手メロディー+左手ベースで両手演奏ができます!(これまで出会った生徒さんのほとんどがここまでは1ヶ月で達成されています。)すぐにやってみたい方はオンラインでの体験レッスン(30分・2000円)をお申し込みください。
ピアノでコードが弾けるようになるまで
以下の動画は「世界にひとつだけの花」でも使われている
G-C-D-Emのコード進行を例に
ピアノをコード弾けるようになる過程を説明しています。
続きも知りたい方は体験レッスンをご受講ください。
カッコよく弾くにはピアノでもリズム
ピアノやキーボードの演奏の中で忘れられがちなリズム!でも、カッコ良いかどうかのポイントは「リズム」「ノリ」です。トレーニング方法を知って、初心者レベルを抜け出しましょう。
リズムトレーニングメニュー
カッコ良いリズムで弾くためにこんなトレーニングをしています。
- 打鍵のタイミング 一発たたく
- 離鍵のタイミング 音の長さ
- 上に叩く
- 休符を感じる
- ビートを感じる
- ドラムを知ろう
- 8ビートの練習
- 16ビートの練習
- 様々なリズムをたたこう
- 8ビートと16ビートの違い(同じリズムを違うビートでたたいてみよう)
- シャッフル
- 16ビートと16ビートシャッフル
こちらのページは順次更新していきますが、トレーニング方法が早く知りたいという方は、個別レッスンもお受けしています。
「趣味だけど本気でピアノ」というメルマガでもコードやリズム、ノリ等の練習方法を配信しています。
イヤートレーニング・耳コピ
耳コピの方法
ポピュラーを弾きたい場合「耳コピ」が必要になる場合も多いですね。JUN音楽教室ではコード進行の聴き取りやリズムの聴き取りに力を入れ、生徒さんの弾きたいイメージに近づけています。
コード進行やリズムを聴き取れると、耳コピが楽になるのはもちろん、弾きたいイメージに早く近づけることができるようになりますよ。
- メロディーの聴き取り
- 構成の聴き取り
- 音程の聴き取り
- コードの聴き取り
- ドミナントモーションの聴き取り
- コード進行の聴き取り
- リズムの聴き取り
- スタイルの聴き取り
「趣味だけど本気でピアノ誰も教えてくれなかった『コードの話』『リズムの話』そして『音楽の話』」というメルマガを発行しています