ピアノのコードチェンジ②基本形~第二転回形

コードの押さえ方 基本形と第ニ転回形


コードは覚えるだけでは弾けません!!

コードは、覚えるだけでは弾けません。Cはドミソと覚えただけでは弾けないのです。
ルートだけを弾くのであれば問題はないのですが、コードを弾く場合は、コード進行を考えた押さえ方を覚えなければならないのです。

初心者が弾く場合、まずは近い場所への移動を覚えておいた方が便利です。

1つのコードでも押さえるパターンはものすごく多いのですが、片手で押さえる事を考えればある程度パターンが絞られてきますので、まずはその形を覚えましょう。

片手で3つの音を押さえる和音は、基本形・第一転回形・第二転回形の3種類の形になります。

コードチェンジはコード進行の中で考える

今回は基本形から第ニ転回形に変える練習方法をお話ししますが、同じコードの基本形と転回形を変化させる方法を練習するわけではありません。

もちろん、同じコードで基本形と転回形を変えて行くという練習も必要になってきますが、ピアノ初心者がコードの練習をするには、まずはコード進行の中で考えることをオススメします。

C→F F→C

ハ長調の1からⅣ、Ⅳから1のコードチェンジは以下の通り

基本形から第ニ転回形

第一転回形から基本形

第二転回形から第一転回形

基本形から第ニ転回形 右手の練習

それでは、実際の練習方法についてお話ししましょう。

ポイント 3・5の指をセットで動かす

右手でCの基本形(ドミソ)からFの第ニ転回形(ドファラ)に変える場合の指使いは(1・3・5)から(1・3・5)です。

ポイントは、ドにおいた1の指を動かさず、3と5の指をセットで「ミソ」から「ファラ」に移動させます。

詳しくは、動画をご覧ください。

基本形から第ニ転回形 左手の練習

ポイントは親指だけ広げるイメージ

左手でCの基本形(ドミソ)からFの第ニ転回形(ドファラ)に変える場合の指使いは(5・3・1)から(5・2・1)です。

ポイントは、1の指を開くイメージで、5の指のドはCとF両方にあるので、同じところを押さえる意識を持ちましょう。

詳しくは動画をご覧ください。

基本形同士・同じ転回形同士ならどのコードも指使いは同じ

CもFもB♭も、基本形同士なら指使いは同じです。黒鍵が入ると、少し注意が必要ですが、基本的には同じだと覚えておきましょう。

詳しいコードの弾き方の知りたい方は、レッスンをお申し込みください。

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