保育士試験実技直前対策
音楽と言語 こんなことに注意!
2021年の実技試験まであと2週間ですね。
これまで、何回か実技対策についてお話してきましたが、
今回は直前対策についてお話しさせて頂きます。
今回は、通常通り実施されるようですが、
「全国保育士養成協議会」のホームページは必ずチェックしておきましょう。
音楽
これからは、毎日1回本番のつもりで弾き歌いの練習をしましょう。
試験では子ども達(実際には審査員の先生しかいませんが)に背を向けて弾くことになります。
★大抵の試験会場ではアップライトピアノですから、ピアノに向かって座れば壁に向かって座ることになるのです。
背中からも楽しさが伝わる、声から楽しさが伝わるように練習しておきましょう。
私の生徒さんには、スマホで自分の演奏の動画も撮ることをおススメしています。
動画を撮ると誰に見せるわけでもないのにやはり緊張しますよね。
それが良いのです。
緊張するとピアノは弾けても声が出ないという事も起こりがちですので、緊張する練習をしておいた方が良いですよ。
また、いったん、動画を撮り始めたら、絶対にやり直さないというのもポイントです。
ピアノを間違ってしまっても、歌だけでもきちんと最後まで通す気持ちが大切です。
前にもお話ししましたが、私は音楽より言語の方が点数が良かったのです。
これは、自分が保育士資格をとる前もとった後も生徒さんに伝えていることですが、ピアノがバリバリ弾けることは重要ではありません。
それがわかっていたので、歌が!!!ということで緊張してしまったのです。
ぜひ、歌の練習を頑張ってください。
喉を痛めては何もなりませんので、一度に練習するのではなく、毎日負担のないように練習しましょう。
「あひるの行列」と「揺り籠のうた」の弾き方に関しては、
下のページで詳しく説明していますのでご覧ください。
今のピアノ演奏で良いのか心配!
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こちらは予約の枠が少なくなっています。
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保育士試験実技(音楽)の対策の特別コースもあります。
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言語
保育士試験実技言語 台本は覚えるの?
台本は、私は覚えませんでした。
これは、人それぞれだとは思うのですが、
私の場合、普段から人前でも自由に話すのは得意ですが、決まったセリフを覚えて喋るということが苦手だからです。
そこで、私は、流れを覚えました。お話は本当によく知っている「三匹のこぶた」を選んだので、内容を忘れる心配はなかったので、流れを覚えるように意識して、練習していました。
台本なし?
台本はもちろん作りましたよ。時間制限があるので、時間設定のために作り、そのあとは、流れを意識して、台本を見ないでお話しといった練習方法にしました。
もちろん、きちんと覚える方が得意という方もいるでしょう。その場合はやはり、きちんと覚えた方が良いですよね。
ただし、上辺だけでなく、中身まで全て覚えることが重要です。
これはピアノの曲を暗譜する場合にも似ているのですが、音とリズムを覚えただけでは、ステージで、忘れてしまった時取り戻せないのです。
中身もしっかり覚えて、自分の言葉になって発することができるようにすることが大切です。
目の間にはいつも子ども
私が本番で注意したのは、いつも目の前に子どもがいると思うこと!
練習の時も常に、ぬいぐるみを目の前に並べるなどして練習しました。
私は、普段リトミックを指導する、あるいは公民館でやっていた子育て支援の中で、子ども達を前にした「お話」は何度も経験していました。
ただ、練習の時から子ども達が目の前にいないというのはやりにくいなと感じていました。
そのため、普段子どもの前でお話をされている方も、ぜひぬいぐるみや並べた椅子の前で練習しておくことをお勧めします。
ジェスチャーは?
そして、子ども達からの反応が分からないので、どの程度の手振り身振りをつけるのか、声の出し方は・・といったことも悩みますね。
私も「3びきのこぶた」のなかで、オオカミをどこまで演じて良いのかなども悩みました。
結局、動画を何度も撮り、やり過ぎてないかなどは確認はしたものの、素話という事で、「お話だけで伝えるにはやはりある程度はやらなければ!」と思い、結構演じました(笑)
声の大きさとともに、スピード感も意識して練習しました。
オオカミが、ワラの家を吹き飛ばし、木の家も吹き飛ばし、ついにレンガの家を吹き飛ばそうとしている場面で、ドキドキ感を増すために、話すスピードはすごく重要です。
保育士試験の課題ではスピード感が重要なもの、多いですよね。
繰り返しの部分やクライマックス、話すスピードも注意が必要です。お話のテンポは場面ごとに意識しましょう。
立つの?座るの?
これも、悩む方が多いようですが、私は座ってやりました。
立って、子どもの目線でお話しすることが難しいと感じたからです。
立ってそれができる方はもちろん問題ないでしょう。
私の場合は、本番で椅子に座っていたことで、子ども(椅子)に目を配ることができました。
また、初めにタイトルを言う場面でも、タイトルの「三匹のこぶた」も子ども達の顔(実際にはいない)をみながら言うこともできましたし、全員に向かって話をするということも常に意識してある程度上手くいったと思います。
減点は?
私が自分なりに反省したところ、考えられる減点は途中、一瞬止まったところがあるのと、最後の場面・・終わり方です。
よく時間内に話し終わらなければ・・と心配される方がいますが、話の内容がわからないくらいしか進んでいないようでは困りますが、そうでなければ、最後時間切れになっても、さほど問題ではありません。
私も、練習ではギリギリか、少しすぎるくらいの形でやっていました。
でも、このことが準備不足につながってしまいました。
つまり、時間が余った時の準備をしていなかったのです。
本番では、「おしまい」とゆっくり言った後、
まだベルが鳴らない・・
と言う状況になってしまったのです。
準備不足が露呈してしまいました。
いろんな設定での準備が必要ですね。
時間があまって、子ども達(架空の)をニコニコ見回すだけになってしまいました。
もし、実際に子どもがいたら、絶対話しかけてるなあ・・・
子どもいなくても、いる設定ですから、時間余ったら、
「オオカミ逃げて行って良かったね」とか、
言った方が良いですよね。
目の前に子どもがいない・・難しいです。
子ども達のこと、忘れないでくださいね。
コロナ対策でマスク着用!
今回は、マスク姿でお話ししないといけないのですよね?
今回の保育士試験では、本人確認時以外、受験中もマスク着用とのことです。
表情が見えにくいから、伝えるのも難しいかと思いますが、頑張ってくださいね。
試験に合格しても、それで終わりではありませんよね。
実際に保育士として働くようになってからが大変です。
実際に保育の現場でも、マスクが見えないことで苦労されている保育士さん多いようです。
簡単にピアノ伴奏ができるように、コードを覚えましょう。
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