保育士試験(実技・言語)
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保育士試験(実技・言語)対策
今年の実技試験は令和2年12月13日(日)、予定通りあるようですね。
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あと2週間を切り、筆記試験が終わった時点で準備はしているでしょうが、なんだかソワソワしますよね。
私自身も、自己採点で大丈夫だから、実技の準備は筆記試験後すぐに始めたのですが、実際に受験票が届いて、なんかソワソワが止まらなくなってしまいました。
私は、音楽と言語を選びました。ピアノの先生なんだからと言われますが、歌が苦手で本当にドキドキしました。
実は、保育士試験の実技では、音楽より言語の方が点数が良かったのです。
これは、自分が保育士資格をとる前もとった後も生徒さんに伝えていることですが、ピアノがバリバリ弾けることは重要ではありません。
それがわかっていたので、歌が!!!ということで緊張してしまったのです。
でも、今年は音楽の試験が実施されないということですので、私が音楽より良い点(46だったと思います)だった言語の対策で重要だったということをお話しさせていただきます。
保育士試験実技言語 台本は覚えるの?
台本は、私は覚えませんでした。
普段から、人前でも自由に話すのは得意ですが、決まったセリフを覚えて喋るということが苦手だからです。
そこで、私は、流れを覚えました。お話は本当によく知っている「三匹のこぶた」を選んだので、内容を忘れる心配はなかったので、流れを覚えるように意識して、練習していました。
台本なし?
台本はもちろん作りましたよ。時間制限があるので、時間設定のために作り、そのあとは、流れを意識して、台本を見ないでお話しといった練習方法にしました。
もちろん、きちんと覚える方が得意という方もいるでしょう。その場合はやはり、きちんと覚えた方が良いですよね。
ただし、上辺だけでなく、中身まで全て覚えることが重要です。
これはピアノの曲を暗譜する場合にも似ているのですが、音とリズムを覚えただけでは、ステージで、忘れてしまった時取り戻せないのです。
中身もしっかり覚えて、自分の言葉になって発することができるようにすることが大切です。
目の間にはいつも子ども
私が本番で注意したのは、いつも目の前に子どもがいると思うこと!
練習の時も常に、ぬいぐるみを目の前に並べるなどして練習しました。
私は、普段リトミックを指導する、あるいは公民館でやっていた子育て支援の中で、子ども達を前にした「お話」は何度も経験していました。
ただ、練習の時から子ども達が目の前にいないというのはやりにくいなと感じていました。
そのため、普段子どもの前でお話をされている方も、ぜひぬいぐるみや並べた椅子の前で練習しておくことをお勧めします。
ジェスチャーは?
そして、子ども達からの反応が分からないので、どの程度の手振り身振りをつけるのか、声の出し方は・・といったことも悩みますね。
私も「3びきのこぶた」のなかで、オオカミをどこまで演じて良いのかなども悩みました。
結局、動画を何度も撮り、やり過ぎてないかなどは確認はしたものの、素話という事で、「お話だけで伝えるにはやはりある程度はやらなければ!」と思い、結構演じました(笑)
声の大きさとともに、スピード感も意識して練習しました。
オオカミが、ワラの家を吹き飛ばし、木の家も吹き飛ばし、ついにレンガの家を吹き飛ばそうとしている場面で、ドキドキ感を増すために、話すスピードはすごく重要です。
保育士試験の課題ではスピード感が重要なもの、多いですよね。
繰り返しの部分やクライマックス、話すスピードも注意が必要です。お話のテンポは場面ごとに意識しましょう。
立つの?座るの?
これも、悩む方が多いようですが、私は座ってやりました。
立って、子どもの目線でお話しすることが難しいと感じたからです。
立ってそれができる方はもちろん問題ないでしょう。
私の場合は、本番で椅子に座っていたことで、子ども(椅子)に目を配ることができました。
また、初めにタイトルを言う場面でも、タイトルの「三匹のこぶた」も子ども達の顔(実際にはいない)をみながら言うこともできましたし、全員に向かって話をするということも常に意識してある程度上手くいったと思います。
減点は?
私が自分なりに反省したところ、考えられる減点は途中、一瞬止まったところがあるのと、最後の場面・・終わり方です。
よく時間内に話し終わらなければ・・と心配される方がいますが、話の内容がわからないくらいしか進んでいないようでは困りますが、そうでなければ、最後時間切れになっても、さほど問題ではありません。
私も、練習ではギリギリか、少しすぎるくらいの形でやっていました。
でも、このことが準備不足につながってしまいました。
つまり、時間が余った時の準備をしていなかったのです。
本番では、「おしまい」とゆっくり言った後、
まだベルが鳴らない・・
と言う状況になってしまったのです。
準備不足が露呈してしまいました。
いろんな設定での準備が必要ですね。
時間があまって、子ども達(架空の)をニコニコ見回すだけになってしまいました。
もし、実際に子どもがいたら、絶対話しかけてるなあ・・・
子どもいなくても、いる設定ですから、時間余ったら、
「オオカミ逃げて行って良かったね」とか、
言った方が良いですよね。
目の前に子どもがいない・・難しいです。
子ども達のこと、忘れないでくださいね。
コロナ対策でマスク着用!
今回は、マスク姿でお話ししないといけないのですよね?
今回の保育士試験では、本人確認時以外、受験中もマスク着用とのことです。
表情が見えにくいから、伝えるのも難しいかと思いますが、頑張ってくださいね。
試験に合格しても、それで終わりではありませんよね。
実際に保育士として働くようになってからが大変です。
簡単にピアノ伴奏ができるように、コードを覚えましょう。
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