ピアノで「ノリ」が出ない本当の理由|16ビートシャッフルの考え方

なぜ楽譜通りに弾いても、心が動かないのか?
16ビートシャッフルのリズムやノリを、ピアノでどう表現すればいいのか。
その答えは、ただ楽譜通りに正確に弾くことではありません。
大切なのは
- 心の中にリズムを持つこと
- 曲のセクションごとにノリを弾き分けること
この2つです。
ピアノは鍵盤を押せば音が出る楽器ですが、
ノリのある演奏をしている人の頭の中では、実は「バンドの音」が鳴っています。
ドラムがビートを刻み、
ベースが土台を支え、
その上でボーカルが歌っている。
そんな「一人バンド」の感覚を持てるようになると、
ポップスのピアノは一気に楽しくなります。
今回は、back number「クリスマスソング」を題材にした
YouTubeレッスン動画をもとに、
NotebookLMで作成した解説スライド(全14枚)を公開します。
1.兎にも角にも曲の理解
「弾きたい!」そう思ったらまずやるべきことはその曲の理解です。
その曲のキーを知り、コード進行を知り、どんな構成になっているか、まずはしっかりと見極めましょう。

キーを見抜くには?
今回の曲「クリスマスソング」はシャープ系の曲です。

Eメジャーキーのダイアトニックコード
キーがわかればダイアトニックコードがわかります。
ダイアトニックコードを知れば、今から弾く曲の「世界観」が見えてきます。

2.ワクワクする演奏のために
1.心の中でリズムを感じ、「歌う」
16ビートシャッフルのノリを出すために、
いちばん大切なのは 「自分自身が歌うこと」
または 「歌っている自分を想像すること」 です。

● 内面のリズム
実際のピアノの音が16分音符で刻まれていなくても、
心の中に16ビートシャッフルのリズムが流れていれば、
自然と体や演奏にノリが生まれます。
● 歌との連動
歌いながら弾くと、
ピアノだけを弾いている時よりも、ノリは格段に出やすくなります。
特に音が伸びている場面でも、
「どこで息を切るか」「どこで言葉を置くか」といった
歌のニュアンスをイメージすることで、
ピアノの表現はぐっと豊かになります。
2.セクション(Aメロ・サビ)でノリを変える
ポップスでは、
曲の場面ごとにノリを変えることが欠かせません。

● Aメロ:淡々と
Aメロは、雪がしんしんと降るようなイメージで
「淡々と」弾くのがポイント。
アクセントは強くつけすぎず、
右手のタッチをできるだけ一定に保ちます。

● サビ:躍動感を出す
サビでは一転して、
ドラムのスネア(2拍目・4拍目)を意識します。
手首をしっかり使い、
Aメロよりも深く、重みのあるタッチと、
16ビートシャッフルの跳ねる感覚を意識します。

3.タッチと身体の使い方
ノリのある演奏は、
身体の使い方とも深く関係しています。

● 手首と腕の安定
Aメロのように淡々と弾く場面では、
手首を使いすぎず、
腕全体を安定させたまま、指だけを動かすイメージが効果的です。
● 2本の骨を意識する!
小指などでしっかりした音を出したいときは、
「空手チョップ」のようなイメージで、
腕の骨(特に尺骨)に重みを乗せると、音が安定します。
ピアノを弾く時、指を動かすことばかり考えていませんか?

● レガートの意識
ストリングスのような響きを出したいときは、
次の音と少し重なるくらいの
深めのレガートを意識してみてください。
3. 16ビートシャッフルの練習方法
1.バッキングの練習と「感じ方」
楽譜に書かれていなくても、
常に16ビートシャッフルを「感じさせる」工夫が必要です。
そのためには・・・?
● 16ビートを感じる練習
実際の演奏が8分音符中心であっても、
練習の段階では、
16ビートシャッフルを感じられるバッキングパターンを練習し身体に入れておく。
そうすることで、本番の演奏に自然とノリが反映されます。
● 16分音符の裏を意識する
16分音符の裏を感じながら、
「どこで指を離すか(離鍵)」を考える。
この意識があるだけで、
ポピュラー音楽らしいキレのあるノリが生まれます。
3.実践!2つのイントロを弾き分ける
クリスマスソングのイントロは、シャッフルしないものと、シャッフル2つのスタイルで作られています。
そのイントロを意識して弾くことで、2つのノリの違いが実感できるはずです。

ポップスをピアノで弾くには?
ノリよく弾けない理由は楽譜?
カラオケで歌ってる時は、ノリよくカッコよく歌えてるのに、
ピアノではそれが表現できない。
実は、これは「ピアノの技術」が問題なのではなく楽譜に縛られているからということがよくあります。
騙されたと思って一度楽譜から離れてみませんか?
暗譜するという意味ではありませんよ!
ぜひお試しください。あたらしい世界が見えてくるかも・・?

16ビートシャッフルは「時計の振り子」
楽譜から離れると16ビートシャッフルも聞こえてくるようになりますよ!
16ビートシャッフル、よくわからないという方、
時計の振り子に例えると分かりやすいかもしれません。
表に見える秒針(実際に弾いている音)は
ゆっくりとした8分音符の動きでも、
時計の内部にある振り子(心の中のリズム)が
細かく、しかも跳ねるように刻み続けていれば、
その演奏は、
正確で、心地よいリズムを刻み続けることができるのです。
練習で意識することは?
ノリよくカッコよく弾くには、曲を分析、理解して、身体にノリを入れてから練習!
まずは「わかる」が大切です。

一人でバンドやろう!
ピアノでポップスを弾くってことは1人でバンドやるってこと!
だから、楽譜の通り弾いてもダメなんです。
バンドの音を聞くところから始めましょう!

ノリよく、カッコよく弾くためには「ひたすら練習!」ではありません。
1人バンドのためにJUN音楽教室では体系的にレッスンをしています。
「楽譜通りには弾けるけれど、ノリが出ない」
「カッコよく弾く練習方法ってあるの?」
「私にもできるのかな?」
そんな方のために、
「どこを意識すれば、今よりノリが出るようになるのか」
練習方法を一緒に考える無料相談を行っています。
多くの方から、
「才能やテクニックじゃなかったんだ!」
「今までの苦労なんだったの?」
と、喜ばれています。
メッセージ
私が出会いたい方は昔の私!
上手いよりカッコよくなりたい!大好きなロックがバンドでもピアノでもカッコよく弾きたい!
そんな想いから、コードとリズムを軸にした独自のピアノレッスンを提供しています。




