音は合っているのに、なぜ止まる?コードチェンジの前に知ってほしいこと
「コードの形は一通り覚えた。
コードチェンジの練習もした。
それなのに、なぜか止まってしまう…」
そんな経験はありませんか?
指は動いているのに、音楽が流れない。
楽譜がないと次が分からない。
暗譜がなんとなく怖い。
でもそれは、才能や努力不足の問題ではないのかも?
少しだけ、“音楽の見方”がズレているだけかもしれません。
今回の動画では、
コードチェンジをテクニックとしてではなく、
「音楽の流れ」という視点からお話ししました。
目次
コードは「形」ではなく「行き先」
コードを覚えるとき、多くの人は
「Cはこの形」
「G7はこの押さえ方」
という“動き”として覚えます。
それ自体は悪いことではありません。
でも、それだけでは音楽は流れません。
コードは“形”ではなく、
「次にどこへ向かおうとしているか」という
音楽の行き先を示すものだと、私は思っています。
G7が鳴ると、なぜCに戻りたくなるのか
例えばG7。
鳴らした瞬間、
どこか落ち着かない感じがしませんか?
そして、自然にCに戻りたくなる。

これは理論以前に、耳と体が知っている感覚、
「気をつけ(C)ー礼(G7)ー気をつけ(C)」のアレです。
理屈で覚えるだけでなく、
「戻りたい」という感覚と音を結びつけること。
それが、止まらずに弾くための土台になります。
楽譜がないと不安になる理由
クラシック経験者の方に多いのが、
「楽譜がないと弾けない」という悩み。
実はこれも同じ構造です。
音符に書かれていないと何を弾いて良いかわからない。
楽譜がないと自分がどこにいるか分からなくなってしまう。
音楽の流れが見えていれば、
本番などで少し迷っても戻ってこられます。
音符ではなく、音楽を見る。
それだけで、安心感は大きく変わります。
ノリが出ないのは、リズムの問題?
「リズムは合っているのに、なんだかノリが良くない」
それもよく聞く言葉です。
これは過去に私が悩んでいたことでもあるのですが・・
本当のノリは、
次の音への“予測”から生まれます。
例えば、ドラムと一緒にアンサンブルする場合も
ドラムの音に合わせるのではなく、
ドラムと同期するのです。
合わせるのではなく合う!
後追いで叩くのではなく、
次の響きを待って一緒になる状態。
音楽の流れが見えていると、
自然と呼吸が生まれます。
感覚と手がつながったとき
コード進行の「行きたい方向」と
それを実現する「手の動き」が結びついたとき、
ピアノは“作業”ではなくなります。
JUN音楽教室は
大曲を完璧に弾ける人を増やしたいのではなく、
パッとハッピーバースデーを弾いて
誰かを笑顔にできる人を増やしたい。
そのために、コードという道具を使っています。
コードが目的ではありません。
でも、自由に近づくためのとても便利な入口です。
まとめ ー 音符ではなく音楽を見る
もし今、
止まってしまう
流れない
なんとなく怖い
そんな感覚があるなら、
「指をどう動かすか」ではなく
「音楽はどこへ行きたがっているか」を
少しだけ考えてみてください。
それだけで、見える景色が変わります。
もし、
・なぜ止まるのか分からない
・自分はどこでつまずいているのか整理したい
・今の練習の方向性が合っているのか知りたい
そんな気持ちがあれば、
一度、無料相談でお話ししませんか?
「今の状態を一緒に整理する時間」と
気楽に考えていただけたら嬉しいです。
自分のつまずきの正体が見えるだけで、
ピアノは少し楽になると思いますよ。


