クリスマスソングで学ぶ耳コピのコツ|コード進行で音楽がもっと楽しくなる!

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クリスマスシーズン到来!

今回は、back number さんの「クリスマスソング」を例に、
コードの考え方や耳コピのコツをお伝えします。

第1回は “耳コピのトレーニング” と “クリスマスソングのサビのコード分析” がテーマです。
動画も合わせてぜひご覧ください。


1. 耳コピの鍵は「聞くこと」ではなく「予測すること」

「耳コピ」と聞くと、多くの方が「流れてくる音を一生懸命聞き取る作業」をイメージしますよね。
でも実は、耳コピの本質はその逆。

大事なのは、音を聞く前に「こう進むはず」と予測すること
この「内的聴覚」が育つと、耳コピがぐんとラクになります。

たとえば、有名な『赤鼻のトナカイ』。
この曲の前半は C(ドミソ)と G7(ソシレファ) の、わずか2つのコードでできています。

曲を再生する前に、
メロディーを口ずさみながら「ここでG7に変わりそうだな」
と予測してみるだけで、耳コピ力は確実に伸びます。

耳で正解を探すのではなく、
頭の中で“仮説を立てて検証する” というサイクルが、音楽的な思考を育ててくれるんですね。

まずは、音を再生する前に、
頭の中でコードを動かしてみるところから始めてみてください。


2. 音楽をドラマチックにする「ゲストさん」

ノンダイアトニックコードの魅力

『赤鼻のトナカイ』の後半にある
「♪くらい夜道は〜」の部分を思い出してください。
ここで登場する D7 や E7 は、本来ハ長調にはいない “ゲストのようなコード” です。

特に「♪お前の鼻が役に立つのさ」の D7。
この一瞬だけ曲の空気がガラッと変わり、ぐっとドラマが生まれます。

「いつものメンバーに、知らない人がふらっと混ざった!」
そんな違和感が、曲の魅力を引き立てているんです。


3. back number「クリスマスソング」

サビのコード進行にひそむ“ひと工夫”

この曲のサビには、ポップスの超定番
カノン進行(Ⅰ→Ⅴ→Ⅵm→Ⅲm(?)→Ⅳ→Ⅰ→Ⅳ→Ⅴ) が使われています。
誰が聴いても「心地いい」と感じる王道の流れですね。

でも、よく見るとひとつだけ「お?」と思う部分があります。
Ⅲm のところ、本来なら G#m になるはずの場所が、F# メジャー になっているのです。

しかも、そのF#は“次にBに行くためのドミナント”というわけでもなく、
次のコードはなんと Ⅳ(A)

音楽理論的にみれば「例外」ですが、この“裏切り”が抜群のアクセントになり、
曲に独特の切なさを与えています。


■まとめ

今回の内容では、

  • 耳コピは「予測」がスタート地点
  • ノンダイアトニックという“ゲスト”が音楽を劇的にする
  • カノン進行にも、あえて外すことで生まれる魅力がある

という、音楽の面白さに触れていただきました。

次回は、16ビートシャッフルのノリやバッキング について取り上げます。
“あのノリ”をどう作るのか、楽しみにお待ちください!

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