ポップスピアノのバッキング|まず覚えたい「8ビート」2つの黄金パターン

コードバッキングの紹介動画を始めました

8ビート定番バッキング

今月から新しく、
「コードバッキング」シリーズの動画を始めました。

ポップスを弾くときに欠かせないのが、
伴奏のリズムパターン(バッキング)です。

まずは基本となる
8ビートの定番パターンを、2回に分けて紹介しています。


8ビートの超定番パターン

まずマスターしておきたいのが、
ポップスの土台になる 超定番の8ビートパターン です。

今回は
レミオロメン『3月9日』のサビを例に紹介しています。

このパターンは、
曲に前へ進む推進力
突き抜けるような開放感を生み出します。


ドラムの鼓動を意識して弾く

このパターンのポイントは、
右手と左手のリズムの対話です。

ピアノというと
「右手メロディー、左手伴奏」
というイメージが強いですが、

ポップスでは
両手でドラムのリズムを作る感覚がとても大切です。

例えばこのパターンでは

右手
トントントントン
(4分音符でビートを刻む)

左手
トーント・トーント
(バスドラムを意識)

このように、
ドラムをイメージしながら弾くことでノリが生まれます。

8ビート定番バッキングパターン


1小節にコードがたくさん出てくるときは?

曲によっては、
1小節の中に3つ〜4つのコードが出てくることがあります。

この場合は
ハーモニーの変化を感じさせるために、

あえて
ベースの動きを止める
という選択をすることもあります。

つまり、
いつも同じパターンを弾けば良いわけではない
ということも覚えておきたいポイントです。


「分散ストローク」で静かな場面を表現する

サビ以外の繊細な場面——
例えば

・Aメロ
・Bメロ
・イントロ

などでよく使われるのが
分散ストロークです。


ギターのような揺らぎをピアノで作る

ストロークとは、
もともとはギターの弦をかき鳴らす動きのこと。

ピアノでこれを再現するには、
和音を「ベタ」と同時に弾くのではなく、

ほんの少し時間をずらして弾くのがポイントです。

例えば

・2対1
・3対1

といった形で、
和音を分けて弾くことで
ギターのような揺らぎを作ることができます。

8分分散ストロークパターン


響きを変えるボイシングの工夫

さらに雰囲気を出すためには、
音の重ね方(ボイシング)も大切です。

この動画では詳しく触れていませんが、
例えば『なごり雪』のイントロでは

Cadd9
F6/9

といった
少しスパイスの効いた音を加えることで、
独特の雰囲気が生まれます。

この分散ストロークは、
次のステップである
16ビートのバッキングにもつながる大切な土台です。


まとめ|パターンだけでなく「弾き方」が大切

「コードは合っているはずなのに、
なぜか演奏が平坦に聞こえる…」

「楽譜通りに弾いているのに
曲の雰囲気が出ない…」

そんな経験はありませんか?

実は、
プロのように聴こえる伴奏に必要なのは
難しいテクニックではありません。

大切なのは

ポップスの鼓動である8ビートを
どう感じて弾くか

ということです。

そして実際には
パターンそのものよりも
「どう弾くか」がとても重要になります。


ポップスピアノではよく
「バッキング」という言葉が使われます。

・そもそもバッキングって何?
・伴奏パターンってどう作るの?
・リズムはどう考えればいいの?

そんな疑問については、
こちらのページで動画付きで解説しています。

バッキングって何?ポップスを自由に弾くための伴奏パターンとリズム

ポップスをコードで弾きたい方は、
ぜひこちらもあわせて読んでみてください。

ポップスピアノは、コードを知るだけでは弾けるようになりません。
リズムやバッキングの感覚が身についてはじめて、音楽が動き始めます。

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