意外と弾ける?back number『クリスマスソング』ピアノ弾き語りを挫折しない3つのコツ

冬になると弾きたくなる、back numberの名曲『クリスマスソング』。
けれども「シャープが4つのEメジャー(ホ長調)」や「16ビートシャッフルのリズム」に苦手意識を持ち、挑戦する前に諦めてしまう方も多いようです。
実はこの曲、3つのコツを押さえるだけで驚くほど弾きやすくなります。
今回は、初心者の方でも挫折せずに弾き語りを楽しめるようになる練習法とアレンジの考え方を、動画とともにわかりやすく解説します。
👉 難しいリズムを「8ビート」で攻略する方法
👉 効率的なコード練習のコツ
👉 弾き語りを素敵に仕上げる“引き算のアレンジ”
今年の冬は、自分のピアノで『クリスマスソング』を奏でてみませんか?
目次
コツ①:難解な16ビートシャッフルは、シンプルな「8ビート」で攻略する
まず最初にお伝えしたいのが、リズムの考え方です。
原曲の「16ビートシャッフル」が難しさの正体ですが、ピアノ伴奏で無理に再現する必要はありません。
これは単なる「簡略化」ではなく、プロのアレンジ的な選択と考えてください。
洗練されたシャッフルのグルーヴは歌が担い、ピアノは8ビートで安定したビートとハーモニーの土台を支える。
この役割分担こそが、自然で心地よい弾き語りにつながります。
特にBメロやサビでは、この8ビートの安定感が効果的。
まずは難しいリズムを忘れて、コードと歌に集中してみましょう。
コツ②:「全部通し」は非効率。コード進行の「パターン」を見つけて部分練習する
次に大切なのは、練習の方法です。
多くの方が「最初から最後まで通して弾く」練習を繰り返しますが、
実はこれは上達の遠回りになってしまうことがあります。
おすすめのステップはこちらです👇
- コード進行を分析する
楽譜全体を眺めて、同じ(または似た)コード進行が出てくる箇所に印をつけましょう。 - 短いかたまりで練習する
Aメロの4小節など、ごく短い部分だけを抜き出して集中練習します。 - リズムの前にコードチェンジを完璧に
まずはリズムをつけずに、コードをスムーズに切り替える練習だけを繰り返します。
指が自然に動くようになってから、バッキングパターンを重ねていきましょう。
この方法は、曲中で何度も登場するコード進行を効率的に筋肉に覚えさせる練習法です。
部分練習を積み重ねることで、結果的に曲全体が早く仕上がるようになります。
コツ③:曲の構成を味方につける。「引き算のアレンジ」で表現力アップ!
部分練習でセクションごとのコードチェンジが安定してきたら、
いよいよ曲全体を組み立てていきましょう。
ここで意識したいのは、**「足し算」ではなく「引き算」**の考え方です。
サビで盛り上げたい気持ちはわかりますが、常に音を増やすと全体が単調になります。
盛り上げたい部分を決め、そこに向けて徐々に強弱や密度をコントロールしましょう。
- Aメロ: 静かな導入部。左手はルート音を伸ばし、右手は四分音符で軽く刻むだけで十分。
- Bメロ・サビ: ここから「8ビート」パターンに切り替えて、リズムを出していきます。
- サビ(応用編): 慣れてきたら、同じ8ビートでもタッチを深くするだけで迫力が出ます。
さらに挑戦したい方は、原曲の「16ビートシャッフル」に近いパターンにトライしてみてもOKです!
ピアノソロでは?
今回の動画では弾き語りを中心に解説していますが、
「これをピアノソロで弾きたい!」という方も多いですよね。
そんな方に向けて、
次回の動画では
『クリスマスソング』をピアノソロで弾くためのアレンジと練習法をテーマにお届けします。
今月はオンラインでzoomレッスンの予定でしたが、申し込みが全てアーカイブだったので
動画のみとさせていただきます。
💬 まとめ
back numberの『クリスマスソング』は、難しそうに見えても
「リズムをシンプルに」「練習を分けて」「アレンジを引き算で」進めることで、
ぐっと弾きやすく、表現豊かに弾けるようになります。
「弾きたいけど難しそう…」と思っていた方も、
この冬はぜひチャレンジしてみてください!
次のステップに進むために
「コードはわかるけれど、どう弾けばいい?」
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