マイナーキーのダイアトニックコード

マイナーキーのダイアトニックコードはメジャーと同じ!!

マイナーキーのダイアトニックコードは、
メジャーキーのダイアトニックコードと同じです。

例えば、イ短調のダイアトニックコードは平行調のハ長調のダイアトニックコードと同じなのです。

短調(マイナーキー)のダイアトニックコードは
長調(長調)のⅥmから順に並べたものなのです。

ダイアトニックコードはダイアトニックスケール上に重ねたもの!

ダイアトニックコードはダイアトニックスケール上にできているのですから、
当たり前といえば当たり前のことですね!

イ短調(Key-Am)のダイアトニックスケールは、
ハ長調(Key-C)のダイアトニックスケールの並び順を替えただけですから!

→ダイアトニックコードについて詳しくはこちら

マイナーキーで使うコードはノンダイアトニックも!

ダイアトニックコードはメジャーと同じと言われても、
マイナーキーのⅤ7はすでにノンダイアトニックコード!

ノンダイアトニックコードなのに、
「ダイアトニックコード」として扱っている理論書もある!!

どうなってるの?!

実は、自分自身もどうも納得がいかず、
これまではマイナーキーのダイアトニックコードについてはあまり説明してきませんでした。

でも、先日、中島久恵先生のジャジーランド理論講座を受講し、
頭の中がすっきりしました!!

マイナーキーのダイアトニックはメジャーと同じ!
順番が変わるだけなのです!

そのお墨付きをいただきました。

マイナーキーのスケールは3種類!

マイナーキーのスケールは3種類ありますね。

これはイ短調のスケールですが、この3つのスケールの中で、ノンダイアトニックな音が入っていないのは、
一番上の自然短音階のみです。

つまり、和声短音階と旋律短音階はダイアトニックスケールではないのです!

考えてみれば、当たり前のことです。
ノンダイアトニックな音が入っているのですから!

でも、本に書いてあるとどうも不安になってしまいます。

でも、今回、中島久恵先生のおかげですっきりしました!!

マイナースケール上のノンダイアトニックコード

マイナーキーのスケールはダイアトニックスケールだけではないので、
当然、そのスケール上にはノンダイアトニックコードも生まれます!

旋律短音階なんて、全てがノンダイアトニックコードです!!

3和音だと少しは少なくなりますが、
この臨時記号の多さと、1度や5度が1つではないってところが、
「コード難しい!!」ってなる原因の一つではあるのだと思いますが・・

でも、基本的には「ダイアトニックコード7つ+Ⅴ」から覚えれば大丈夫です!

メジャーのダイアトニックコードを覚えている方なら、
あと1個覚えれば良いのです。

コードには覚え方が色々ありますが、
まずは弾きたい曲のダイアトニックコードから覚えましょう。

弾きたい曲がマイナーキーなら、ダイアトニックコードとⅤ(Ⅴ7)です。

「もっと簡単に知りたい!」「詳しく知りたい!」という方は、
体験レッスンをご受講ください。

コードを覚えてどうやって弾けるようになるかはこちらの動画をご覧ください!